短足の悩み、それはファッションが楽しめないこと
外見のコンプレックスというものは、なかなか尽きることがありません。
まわりはそこまで気にしてなくても、自分ではどうにも気になってしまう。
気になる部分は人それぞれ違いますが、今回は日本人に多い「短足」について取り上げたいと思います。
- 女子の方が背が低いのに、並ぶと不思議なことに腰の位置が同じになる
- いつでも「あれ、腰パンしてるの?」と言われてしまう
- 7分丈パンツが10分丈として充分機能してしまう
などなど。
こういったことが積み重なった結果、なにを着ても足が短いことが気になってしまい、ファッションを楽しむことができなくなります。
そして最後にやってくるのは「自分は服が似合わないんだ」という絶望、、、そう、諦めムードの9回裏です。
でも、安心してください。
足を長くすることはできませんが、長く見せることはできます。
ファッションはあなたの味方なのです。
もくじ
ファッションは短足の救世主である。
ファッションの手にかかれば、短足をうまくカバーすることが可能です。
コツを知らずに、「なにを着てもダメだ」と思ってしまっている人も多いのではないでしょうか?
短足に見える原因とその対策、これさえ間違えなければファッションは短足の救世主となり、服を着ることが楽しくなってきます。
それでは順番にポイントを把握していきたいと思います。
オススメのパンツも具体的に紹介致しますので、どうぞ最後までお付き合いください。
短足に見える3つの原因
まず、そもそもなぜ短足に見えるのか原因を考えたいと思います。
これを知らないと、むしろ短足を強調してしまっている可能性があります。
腰の位置がわかってしまう
短足が1番わかりやすいのは腰の位置を見られてしまうことです。
フットボールアワーの後藤さんなどはむしろネタにしてしまってますが、足の付け根がわかってしまうと短足だということがひと目でわかってしまいます。
パンツと靴で境界線を作ってしまう
これもよくあるのですが、パンツと靴の色が全く違うと視覚的に境界線ができてしまい、その分だけ足の短さを強調してしまいます。
1番よくあるのが、ブルーのデニムと白や黒のスニーカーの組み合わせです。
これは定番ぽくみえる組み合わせですが、実は視覚的にはよくないといえます。
足首付近を太くしてしまっている
そして、これもまたよくあるのですが、パンツの裾に布がたまっていると、全体のバランスを悪くしてしまいます。
足首は身体の中でも特に細く見せることができる位置なので、ここに布を多く被せてしまうと、かえって短さや太さを強調してしまいます。
以上が短足に見える主な原因です。
つまりこれをやらなければ良いので、短足への対策はこうなります。
- 可能な限り下半身を伸ばし
- 腰の位置を消し
- 視線が上に向くようにする
この3つだけでOKです。
それでは具体的なパンツの選び方を見ていきましょう。
短足に悩む人のパンツの選び方
まずは「可能な限り下半身を伸ばす」をクリアするべく、パンツの選び方を「色」「デザイン」「素材」ごとにお伝えします。
色はダークカラーを、柄物はNG
ダークカラーは収縮色なので、足をスリムに見せてくれます。
クロを基本として、チャコールグレー、ネイビーあたりがオススメです。
柄物は足元に目線が行ってしまうので避けた方が無難です。
もしどうしても柄が良いということでしたら、遠目から見ると無地に見える細かい柄のダークカラーが良いです。
デザインはスリムorテーパード、サイズ感に注意
テーパードとは腰回りから裾にかけてだんだん細くなっていくパンツです。
腰と太ももが気になる方でも、うまくカバーして足をスリムに見せてくれるのでオススメです。
また、サイズ感の注意点としては「裾に布がたまらないようにすること」です。
これをやってしまうとパンツのシルエットは全て台無しになってしまいます。
足を細く見せる決め手は足首がキレイに見えるかどうかです。
パンツの丈は基本的には10分丈で良いですが、個人的には足首を見せられる8分丈がより細く見せられるのでオススメです。
素材は子供っぽくならないように。デニムなら濃紺
素材も注意ポイントです。
基本的にはキレイめなウール、ポリエステル素材のスラックスか、黒のスキニーデニムあたりがオススメです。
NGなのは、洗いをかけた薄い色のデニムやチノパンです。
これらはかなり幼い印象を与えてしまうので、もしデニムやチノパンが履きたい時は必ず濃いめの色を選ぶようにしましょう。
オススメのパンツ
これを履いておけば間違いないというオススメのパンツを紹介いたします。
ユニクロの“EZYアンクルパンツ”です。
こちらのパンツは上に述べた特徴が全て揃った最強のパンツです。
- テーパードシルエットなので腰回りはゆるく、でも膝下は細い
- 子供っぽくならないキレイめ素材、カジュアルにもフォーマルにも着れる
- 丈詰めで長さの調節可能、足首もきれいに見せられる
- ダークカラー含め色のバリエーションが豊富
- センタープレスが入っているので視覚的に縦に見せやすい
- ストレッチが効いて動きやすい
- 洗濯できる
- なんと¥2.990!!!(税抜)
ずっと悩んでいた方にはまずコレをオススメします。
コーディネートでさらに短足の悩みをカバー
パンツ選びが完了したら、今度はコーディネートです。
全体の流れを言うと、
- 靴選びによって可能な限り下半身を伸ばし
- トップスや小物で腰の位置を消し
- 視線が上に向くようにする
となります。
順番に説明していきます。
靴は同色か同じ暗さで、ゴツくない縦長デザインを
何も考えずに定番だからといって白いスニーカーを持ってきてしまうと、短足街道まっしぐらになってしまうので要注意です。
短足男子にとって「白スニーカーは短足を強調してしまうアイテム」なのでご注意ください。
靴は同色か、同じくらいの暗さの靴がベストです。
またデザインは横に広くない縦長のシャープなものを選ぶと、限界まで下半身をスッキリさせることができます。
また、8分丈パンツに関しては同色のソックスを合わせるのが良いです。
先程も申し上げた通り8分丈パンツの方が足のくびれを見せられるので、よりスッキリ見せられてオススメ。
トップスは腰が隠れるくらいの長めトップスがオススメ、短めなら目立つデザインを!
トップスは腰が隠れる丈が、脚の付け根部分を隠せてオススメです!
もし短めの丈を選ぶときには、視線が上に向くようにボーダーやチェックなどの柄物を持ってくるのが効果的です。
小物はサコッシュやリュックが有効。
小物は小型のサコッシュやリュックがオススメです。
目的はトップス同様、目線を上に向けるためです。
くれぐれもショルダーバッグを腰辺りに持ってくるのはやめましょう。
目線を下に下げてしまうと全体のバランスが悪くなってしまいます。
ちなみにその他でしたら、帽子も有効です。
特に明るい色や柄をもってくると目線が1番上に行くので、もはや足を見ることすらなくなるレベルです。
良かったらそちらも試してみてください。
ファッションはあなたの味方です
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
大事なポイントを繰り返します。
あくまでも基本は3つです!
- 可能な限り下半身を伸ばし
- 腰の位置を消し
- 視線が上に向くようにする
です。
ファッションはコンプレックスを強調して絶望させるためではなく、あくまでもうまくカバーして今の自分よりさらにステキに自信をもたせてくれる楽しいものです。
ぜひ試してみてください。

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